1日に渡り、続々とニュースの速報が入ってきて事の重大さが身に染みて分かるほど、緊迫とした空気が漂いましたね。
安倍晋三元総理大臣って？
生い立ち
1954年の9月21日生まれの67歳。
生まれも育ちも東京都で、祖父や大叔父の代から続く政治家一家。幼いころから安倍元首相は政治を目にする機会があったそうです。
政界に入ったのは外務大臣に就任していた父親の秘書官を務めるところからスタート。その後、急死した父親の地盤を引き継いで出馬をし、初当選を果たす。
内閣総理大臣就任
小泉元首相の任期満了後の総裁選で選ばれて、戦後生まれとしては初めての内閣総理大臣だったそうです。
その後、潰瘍性大腸炎を患い、辞任表明を示しました。
そして、体調が回復した2007年に政界に復帰し、2012年には2度目の内閣総理大臣に就任しています。
その後、2020年に安倍内閣が総辞職し、阿部元総理大臣も退任されました。
8年間の連続在職日数は歴代最長で、どれだけ阿部元総理が人気だったかがうかがえますよね。
奈良県での襲撃事件ってどんな事件？
7月8日の午前11時半ごろに奈良市で選挙の演説を行っていた阿部元総理大臣が２発の銃声の後に血を流して倒れたという事件です。
犯人の山上徹也は演説を行う安倍元総理の後ろから近づき、左胸を撃ったとのこと。
演説中の動画にはしっかりと犯人の姿も写っており、撃った後もその場から立ち去ることなく、その場で取り押さえられ逮捕されたよう。
極めて深刻な状態が続いていると考えられますとずっと報道されていましたが、同日の夕方に死亡が確認されたそうです。
夫人が病院に到着したという速報の後だったので、せめて看取ることが出来ていると良いのですけど…。
搬送先の病院の会見では
搬送された病院は奈良医大です。
会見では、
- 首に2つの銃創があり、心臓に向かっていた
- 穴は小さかったものの、心臓に繋がる血管が損傷していた
- 100単位の輸血を行った
- 死因は失血死
と、ありました。
輸血の単位
200 mlの献血から作られる量が1単位
日本赤十字社
との事なので、多量の輸血が行われたことがわかります。
助かってほしかったですね…。
失血死
急激な多量の出血では、血圧が急激に低下し、ショック状態に陥り死亡することがある（乏血性ショック）。 標準体重の成人の概算では血液総量の1/2 、およそ1.5リットル以上を出血で失えば失血死を起こすとされている。
Wikipedia
犯人の山上徹也って？
任期付きの海上自衛官で、2002年に入隊し、2005年に退職したそう。
名前と前職、年齢以外はまだ公開されていませんが、「殺すつもりで」と供述していること、殺害に使われた銃も改造されている可能性が高いという話もあり徐々に動機や犯人の背景も見えてきそうです。
母親が信仰する宗教へのお布施として１億円を支払ってしまったことなどにより、
家庭環境が劇的に悪くなってしまった。
そして、自分をそんな環境に陥れた宗教を恨んで宗教関係者を殺害しようと企てた。
阿部元総理を宗教と関係があると思い込み、今回の犯行に及んだ…とのこと。
まとめ
宗教って心を安定させる程度に祈りをささげるのは良いと思うのですが、法人化したりお金が絡むとかなり面倒な事になりかねません。
祈る神は自分の中に、一人で祈りを捧げる事を強くお勧めいたします。
それか、自宅のお仏壇で親族の仏様にお祈りするのが良いのかも。
…しかし、任期付きとはいえ自衛官の方が国民を殺害する日が来るなんて考えた事もありませんでした。
政治家に不満があるのならば、それこそ選挙に行って投票を行い自分の支持する党を示せば良いのにどうして殺害するという行動に移ってしまったのか。
せめて、政治的な思想での犯行であればと思ったのですが、お門違いも良いところのこの理由は納得がいきませんよね。
国内外で高い信頼を寄せられている阿部元総理。
残念でなりませんし、亡くなった方は戻っては来られないので悔しい思いでいっぱいです。
阿部元総理のご冥福をお祈りいたします。
